自分を好きになる必要はない

2018年8月26日

この世界を好きになれば、それでよい

自分という計器で自分自身の重さを測ることはできない

 「自分のことが好きになりたい」とか「自分のことが嫌いで仕方ない」とかブツブツ言いながら、いつまでもうじうじ悩んでいる人がいる。あたかも、右手が右手自身を撫でたり叩いたりしようとしては、「できない、できない」とじたばたしているようなものだ。
 自分自身を好きとか嫌いとか考えるのは無意味なことである。

自分以外の世界を測る

 できるのは、自分以外の世界に対して「何が好きで、何が嫌いか」、「何が善いことで、何が悪いことか」、「何が美しくて、何が醜いか」を測り判断することだけである。
 そして、その判断基準、すなわち価値観や美意識こそが、その人自身を表す。


 自分を好きになる必要はない。
 この世界を好きになれば、それでよい。